最終更新日:2021年11月15日

ワクチンで防げる癌 ~子宮頸がんワクチン~

注射イメージ

現在唯一ワクチンで防げる癌である子宮頸がん。

ヒトパピローマウイルスというウイルス感染症がきっかけで癌病変が作り出されます。

年間約10,000人の方が子宮頸がんを発症し、約2,800名が毎年この癌でなくなっています。


この癌は20~30歳台の癌では第1位の発症率であり、出産年齢のピークとも重なることが知られており、いかにこのワクチンが重要であるということがわかります。


子宮頸がんは病気が進行しないと自覚症状に乏しく、進行期に見つかった場合にはその治療内容により子宮という臓器の妊孕性(妊娠する力)を保つことが難しくなります。

また妊孕性のみならず、排尿排泄障害や、ホルモン欠落に伴う諸症状等、全身の後遺症をもたらすこともあります。またこのウイルスは子宮以外にも、外陰部や膣の腫瘍成立にも関わることが知られております。


当院では定期(=推奨)接種(小学校6年生~高校1年生女子)で認可されているガーダシル(4価ワクチン:6,11,16,18)の他に任意(=自由意思)接種(9歳以上女子)でシルガード9(9価ワクチン:6,11,16,18,31,33,45,52,58)の接種も可能です。注1)


注1)ワクチンは共に3回接種となります。
2回目接種以降におけるガーダシルからシルガード9への変更、またその逆は出来ません。

接種時期が多少前後しても問題ありませんが、1年以内の3回接種することが望ましいとされています。

接種間隔

コラム掲載元

東陽町はぐくみファミリークリニック コラム掲載ページ

お話を伺ったのは・・・
千葉 幸英 (ちば  ゆきひで ) 先生
ドクターのクリニック詳細情報
東陽町はぐくみファミリークリニック
小児科、アレルギー科

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