最終更新日:2020年2月28日
どのような花粉症対策がありますか?
どのような花粉症対策がありますか?
国内の約4割の人が花粉症を発症しており、特にスギ花粉が飛散する時期はお困りの方が多いかと思います。
花粉症とどのように付き合っていけば良いのか、対策を解説いたします。
◆薬による対策
スギ花粉の飛散は2~4月頃ですので、花粉が飛散する2~4週間前(1月頃)に診察を受け、症状にあったお薬を飲むことで発症を遅らせたり、症状を軽くすることができます。花粉情報をこまめにチェックして、早めの対策を行いましょう。
花粉症を発症させる植物は、スギの他には以下の植物があります。
・ヒノキ:3~5月頃
・ブタクサ・ヨモギ:8~9月頃
・イネ科植物:4~10月頃
スギ花粉による症状の治療として「舌下免疫療法」というアレルゲン免疫療法があります。
花粉が飛散していない時期にアレルゲンを少しずつ身体に投与することで、アレルギー症状を和らげる効果が期待されています。
現在、舌下免疫療法で治療できるのは、花粉症の中でスギのみとなります。
◆食事による対策
花粉症の症状を軽減する効果が期待できる食品があります。即効性があるわけではないので、シーズン前から毎日の食事に取り入れて、花粉症に備えましょう。
<乳酸菌を多く含む食品>
乳酸菌は、腸内環境を整えて免疫力を活性化する手伝いをしてくれます。
主な食品はヨーグルトやチーズ、みそ、ぬか漬け、キムチなどの発酵食品です。
<食物繊維を多く含む食品>
食物繊維は、乳酸菌などの善玉菌の栄養源となるため、善玉菌の増加を促してくれます。
主な食品はごぼうやきな粉、大豆、バナナなどです。
<ポリフェノールを多く含む食品>
ポリフェノールは、アレルギー反応による炎症を抑えたり、免疫機能を正常に戻す手伝いをしてくれます。
主な食品は甜茶、緑茶、ブルーベリー、カカオを多く含んだチョコレートなどです。
◆日常生活で行う対策
シーズン中は日常生活の中で以下の対策を行いましょう。
・マスク・眼鏡を着用して体内に入る花粉量を減らす
・部屋に入る前に服をはたいて花粉を落とす
・ウールの服など花粉を落としにくい服装は避ける
・手洗い・うがい・洗顔を行う
・花粉の大量飛散日には窓を開けない
上記の他に鼻の粘膜を傷つけるタバコを控えたり、規則正しい生活を送ってストレスを溜めないことで症状の緩和が見込めるので、花粉症の対策と同時に日々の生活を見直すきっかけとしましょう。
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