最終更新日:2017年11月8日
アトピー性皮膚炎って治らないんでしょうか…
皮膚がカサカサとして、かゆくなってしまうアトピー性皮膚炎。症状の辛さと見た目に大きく表れてしまうアトピーは大人になっても悩まされている人も多いですが、子どもに多い皮膚炎のひとつです。
よく、娘の幼稚園のママ友達に「ねえ、アトピーかもしれないわよ? 病院に行ったほうがいいわよ」なんて言われて慌てるお母さんもいます。
では、アトピー性皮膚炎とはどんな病気なのでしょうか。
まず、「これだけを続けていれば治る」というような単純な病気ではなく、食生活、遺伝、環境などが複合的に関係してくる皮膚炎であるということを十分に理解しましょう。
少し良くなったからと、中途半端に治療を中止するとすぐに再発するのも特徴。
よくあるのは、悪化しているのに過剰にステロイドの使用を警戒して、治るはずの人がさらに悪化・長期化し、よけいな時間と費用をつぎ込んでいる人。ステロイドすべてを悪者扱いせず、今はステロイドの強さによって様々な薬がありますので、副作用などが出た場合はすぐに相談をし、医師の指示にしたがって改善に前向きに取り組んでいきましょう。
日々の生活の注意点は、入浴時や石鹸を使った後、成分が残らないように丁寧に洗い流してください。また、汗や汚れを肌に残さないことも重要。スポーツの後はできるだけシャワーを浴びて汗を皮膚に残さないようにしてください。ただし、肌をごしごしとこすったりして刺激を与えるのは禁物!優しくお手入れしてあげましょう。
家を清潔に保つことも大切。家にホコリや汚れがたまっていると、悪化しやすい傾向があります。
また、こまめな保湿も大切。
全身に発症する前に、肌に合ったものや処方されるワセリンなどをこまめに塗り、保湿を心がけ、根気よく自分にあった生活やスキンケアを探していけば、必ず努力の報われる病気です。
必要以上に恐れず、慌てず、自分とあった皮膚科医の受診を受けていくことが大切です。
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