最終更新日:2017年11月8日
全方位美肌になる、レーザー治療の一問一答
「レーザーがあれば、シミもアザも消える」というように、万能的に扱われているレーザーですが、実はそうではありません。
より効果的にキレイになるために、押さえておきたい知識を紹介します。
よくある質問その1
そもそも、アザとかシミは、どうしてできるの?年齢と共にでてくるのはなぜ?
お答えその1
アザ・シミの原因になっているのは、メラニン色素です。
このメラニン色素は、メラノサイトという無色の細胞から作られます。
先天性の場合もありますが、紫外線などにより、このメラニン色素が増殖し、真皮、表皮内で塊となっていきます。
このメラニン色素というのは、人体を紫外線などの外敵から守るためのバリア的物質なのです。
ですから、体力が弱まる妊娠中や、加齢により老化してしまったときは、バリア機能が活性化。
だからシミができやすくなるんですね。
「ありがたいけど、ちょっと迷惑!」それがメラニン色素といえるかもしれません。
ちなみに、メラニン色素が出ると、肌の表面にに黒・青・茶色等の色をしたアザ・シミとして出てきます。
よくある質問その2
レーザー治療はどんなアザ・シミに有効ですか?どんなシミも消えるの?
お答えその2
顔周りにパーッと散ったそばかすみたいなシミ、大きなアザ、青黒くなって現れることが多い老人性色素班などに効果を発揮します。
それだけでなくレーザーでは刺青(タトゥー)を消すこともできるんですよ。
実際自分でシミのタイプを判断するのは難しいもの。実際レーザー治療が効くもの、光治療が効くものとシミの種類によって最善の治療は分かれてきますので、カウンセリングのときにしっかりと説明を聞きましょう。
よくある質問その3
レーザー治療は痛くないの?
お答えその3
痛みはあります。ただ、シミなどの除去の場合は、パチンとゴムで弾かれたような痛みはありますが、ガマンできる程度のもの。
ただ医師が体質や肌の状態を判断し、痛みが軽減できるよう、麻酔クリームなどを塗ってくれますので、やはりクリニックで施術を受けたほうが安心です。
治療後に気をつけたいのは、紫外線。
レーザー照射後約1週間は、肌がとても無防備な状態になっていることが多く、紫外線の影響を受けやすくなっています。のでクリニックで渡される塗り薬や、日焼け止めを塗るなど、紫外線対策はしっかり行いましょう。
レーザーによっては照射部分かさぶたができますが、これが自然にはがれた後みてみるとワントーン目立たなくなったことがわかるはず。
治療後は必ず医師の注意を守って!せっかくの治療が台無しになってしまうかも。
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