最終更新日:2012年3月5日

五十肩でしょうか?

40歳代後半です。肩が痛くて腕が上げられませんが、これって五十肩でしょうか?40歳代でも五十肩になりますか?ぶつけたり、運動したりしていないのですが。とりあえず、シップをしたり市販の痛み止めをぬったりしていますが。

なるべく早く、一度、整形外科に行ってみてください。

四十肩という言い方もあり、五十肩とおなじです。肩関節周囲炎といいます。
ほとんどの方が、慢性化してから病院にいらっしゃいます。
慢性化すると直るのに時間がかかってしまいますので、まずなるべく早く、一度、整形外科に行ってみてください。

いわゆる五十肩は、40歳~50歳代の人が原因が分からずに肩が痛くなったり肩の動きに不便をきたす病気の総称です。これらの症状は、知らず知らずのうちに起こったり、また急に起こったりします。つまり、「関節の老化現象」と関係が深いとされます。筋肉や腱の退行変化(機能が衰えること)、肩の関節を形作る「上腕骨」と「肩甲骨」がぶつかり合って関節が傷ついたり、関節部分の腱や筋肉が傷つき、激しい痛みを伴ものもあります。

●急性期
肩に痛みがひどく、頚部(首)や上肢(腕)にも痛みが広がります。また、夜間痛みのために寝れないこともあります。発症直後から約3週間は強い痛みが続きます。痛みが激しいときは、安静にすることが第一です。安静といっても、横になって絶対に動かさないということではなく、肩が痛む動作をしないで、炎症を抑えるよう心がけるということです。

●慢性期
慢性化とともに、痛みは軽くなりますが、腕を上げることが困難となり、髪をとかす、衣服の脱着など日常生活の動作に支障をきたします。上肢を動かすために肩甲骨が代わりに動くようになり、大きな回旋運動は殆ど消失します。運動時の痛みは肩の後面部や前面部に強く出ます。癒着性病変が生じ、弾力性の低下、間接のこわばり(拘縮)へと発展します。

最近では、五十肩は中年以降に発症し、原因が明らかでない肩関節炎やこわばりをきたす疾患群としてとらえ、原因が明らかにされた場合には、「いわゆる五十肩」から除外した疾患名をつけています。このため、「五十肩になった」と軽く自己判断せずに整形外科医の確かな診断と治療を受けるようにしましょう。

しかし、急性期を過ぎて痛みが和らいだら、積極的に肩を動かすようにしてください。肩が動かないといって、そのままにしていると、関節の拘縮が進み、肩の運動範囲が狭まってしまいます。また、患部を冷やさないように注意し、特に夜間には保温が大切です。患部の血行をよくするために、入浴もいいでしょう。治療には、ホットパック・超短波などの温熱療法がありますが、これらの治療は、運動療法を前提として効果があります。

お話を伺ったのは・・・
西川 眞 (にしかわ  まこと ) 先生
ドクターのクリニック詳細情報
にしかわ整形外科
整形外科・リハビリテーション

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