三好クリニックの特徴

心臓疾患、高血圧、不整脈などを専門としています。
糖尿病や脳梗塞も、軽症であれば当クリニックで対応しますし、場合によっては、症状や治療法、患者様のご希望にあわせて、提携先病院へ紹介します。

風邪、喘息、肺炎、花粉症、インフルエンザなどの体調不良や、体の不調があるけど何科に行くべきかわからない時でも、遠慮なくご相談下さい。

また、院長は国内では少ない「不整脈」の専門医です。
今まで18年間、慶應大学病院にて、循環器系の内科を中心に不整脈の患者様を診てきました。
動悸、息苦しさ、胸の不快感などが代表的な症状の不整脈は、日常生活に支障が出るようなものから、少し気になる程度のものまで様々な状態がありますので、患者様のお悩みにあわせた診療を行っていきます。

健康コラム：常に変動する血圧

血圧は、安静にしている時・人と話している時・運動している時で大きく違います。
これは血圧を上げ、心拍数を上げることで、最も血液を必要とする筋肉に必要な量の酸素と栄養素を送るためです。
場合によって、心臓は安静時の8～15倍の血液を送り出す事が可能になります。
具体的な収縮期血圧は下記のようになります。
・安静時：110mmHg
・人と話している時：160mmHg
・歩いている時：190mmHg
・走っている時：250mmHg
・重いものを持ち上げている時：300mmHg近く
　　
高血圧は血管を内側から裂き開き、小さな傷を付けると想像されています。　
その血管の傷を修復するためには、血圧を下げておく必要があります。　
必要な時に血圧を上げ、不要な時に血圧を下げるイメージです。
車で言えば、停止時にはアクセルから足を外しているけれど、運動時にはアクセルを踏み込む様な物でしょうか。
しかし、安静時から収縮期血圧が135mmHg・拡張期血圧が85mmHgを越えている様な高血圧の患者さんは、いつもアクセル全開で、速度の調整をブレーキ操作だけで行っている車の様な物です。　
そのような運転をしていたらすぐにエンジンは焼き切れてしまいます。　
具体的には血管が休まる時が無く、常に傷つき、結果的に血管内に石(カルシウム）やコレステロールの塊が蓄積したりします。　
これが大きくなると血管を塞いでしまい、その先の臓器に血液が行かなくなり、梗塞を起こします。　
つまり臓器の細胞が死んでしまいます。　
血圧を下げる理由は、この血管の閉塞を予防するためです。　
安静時に必要以上に高い血圧は不要なのです。