最終更新日:2017年11月8日

血圧が高い理由 それはほとんどが塩分

患者さんの生活習慣の中で、血圧を上げているほとんどの原因は食塩の摂取量です。

自分の食事は薄味だと思っておられる方が、自分が標準的食事より、塩分量が多いという事を自覚するのは結構大変です。なにせ味覚は自分だけの感覚で、他人には解りませんから。

しかしやはり血圧が高いという結果を真剣に受け止める必要があります。

医師の目から見ればほとんどの血圧の高い方の摂っている塩分量は多いです。高血圧の方は塩分量を減らす、特に弁当や総菜として味付けされている物のほとんどが、塩分量が多めに含まれている事に注意する必要があります。

コンビニの弁当が塩辛く無いと思う方は要注意です。自分の味覚を過信しているために、塩分制限がうまく行かないのです。自分が取っている塩分量が標準的な量なのだと思い、それ以上塩分量を減らすと味が感じられなくなっている、濃い味で舌が麻痺してしまっているのです。

また「塩辛い」という感覚は比較的味覚の中でも強い刺激であるため、他の「ウマミ」「甘み」「酸味」といった味覚感覚を塗りつぶしてしまい、他の味を感じられなくなってしまいます。一度塩分を減らして3~4週間生活すると、ほとんどの方は、塩分以外の味覚が鋭くなり、塩分無しでも普通に味を感じられる様になります。ですが、これは自分で料理をされる人以外、一人で実行する事は難しいです。ご家族の方の協力が必要になるのです。

塩分制限を実行する方法が無いのであれば、やはり薬に頼るほか無いと思います。
皆様くれぐれも減塩を。

お話を伺ったのは・・・
三好 俊一郎 (みよし  しゅんいちろう ) 先生
ドクターのクリニック詳細情報
三好クリニック
内科, 循環器内科

病院・クリニック検索 健康情報 いきいきねっとのページ先頭へ移動する