最終更新日:2023年9月6日

不妊治療への考えと想い

産婦人科診療も行う重要性

当院は、2019年7月1日に開業し、以来、不妊治療だけではなく婦人科診療と産科診療も行ってきました。

クリニックとしては不妊治療に特化したほうが効率は良いのかもしれませんが、長年、不妊治療のみならず、婦人科診療や産科診療も行ってきた結果、妊娠前後に健康的なヘルスケアを継続することが、妊娠成立とその後の妊婦健診には大切であると痛感しているからです。

婦人科疾患である子宮筋腫、子宮内膜症、子宮腺筋症などの器質的疾患や、高プロラクチン血症、高テストステロン血症、多嚢胞性卵巣症候群などの機能的疾患は、不妊症の原因となる可能性があるため、妊娠を希望するまでの間に、妊娠率を低下させないための治療的介入が必要となります。

一方、妊婦健診では、不妊検査の際に明らかになった病気が妊娠期間中にも母体や胎児に影響する可能性があり、不妊検査の結果を妊婦健診に生かすことで、安心で安全な妊娠分娩管理を行うことができます。

この様に、不妊治療に特化せず、広く産婦人科診療も行うことが、妊娠成立には重要と考えております。

不妊治療への取り組み

不妊治療も含めた医学的治療は、常に日進月歩で変化し発展しています。

現在の知識や技術に満足し立ち止まってしまうと、直ぐに取り残され、最善の治療を提供することが出来なくなってしまいます。

よって、常に、最新の論文や文献を読んだり、学会に参加したり、製薬会社や検査会社の方をお招きして院内で研修会を行ったりしています。

一方、2022年4月から不妊治療に保険適用が拡大されました。

しかし、まだ保険適用が始まったばかりですので、保険で使用できる検査、薬剤、治療に制限があります。

これらの制限も日々状況が変わっております。

よって、できるだけ早く最新の情報を収集し、常に皆様により良い治療をお届けしたいと考えております。

不妊症で悩まれている全ての方へ

花小金井で開業するまでの間、長年にわたり、大学病院の不妊外来や不妊専門クリニックで多くの不妊症の患者様と接し、共に喜び、笑い、そして涙してきました。

置かれた状況や立場はそれぞれ異なっていても、全ての患者様は妊娠に対する希望や落胆が入り交じった不安な気持ちで外来を受診されます。

そして、なんとか仕事や家庭を調整して、人生をかけて不妊外来を受診されていることと思います。

よって、多くの女性の健康と新たな生命の誕生に貢献できるように、そして夢であるわが子を早く患者様がその胸に抱けるように、全力で治療とサポートを行っていきます。

皆さまの妊娠したときの笑顔を一刻も拝見したい、これが私たちの一番の願いです。

今後も、皆さまに笑顔をもたらせられるよう、スタッフ一同全力で努めて参ります。

お話を伺ったのは・・・
長島 隆 (ながしま  たかし ) 先生
ドクターのクリニック詳細情報
花小金井レディースクリニック
産科、婦人科

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