最終更新日:2021年6月22日
脳血管障害(脳卒中)
脳卒中とは、脳の血管が詰まったり、破れたりする、脳の病気の総称です。
(詰まる=脳梗塞、破れる=脳出血、くも膜下出血)
主に高血圧症、高脂血症、糖尿病といった生活習慣病の進行による動脈硬化や、血管のコブ(動脈瘤)が原因となり、脳に障害が起きてしまいます。
脳血管障害(脳卒中)の兆候、症状
いずれも、脳に血液が送られないことにより、様々な兆候・症状が体に現れます。
また、それらが突然現れることが特徴です。
- 片側の力が入らない
- 顔のかたちが変わる
- うまく話せない、ろれつが回らない
- 体がふらつく、めまいがする
- しびれる
- 激しい頭痛がある
予防や再発防止に向けて
脳血管障害は、日本人の死亡原因の上位に入り、決して他人事な病気ではなく発症した場合は命に関わります。
一命を取り留めた場合でも、生活習慣を改善しなければ再発してしまう可能性も高いため継続して治療が必要です。
まずは生活習慣の見直しから
脳血管障害を予防するには、高血圧、脂質異常症、糖尿病などの生活習慣病を治療し、しっかりコントロールしていくことが重要です。
怖い病気ではありますが、日ごろの生活を少しずつ改善すれば避けることができるのです。
食事の際の塩分や脂質、コレステロールなどに気を付け、飲酒や運動習慣を改めましょう。
また水分不足にも要注意です。特に暑い夏では、水分不足から血液がドロドロになり血管が詰まりやすくなりますので注意が必要です。
また、後遺症が残ってしまった場合にも治療が必要になります。
まずは当クリニックまでご相談ください。
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