漢方クリニック市ヶ尾

最終更新日:2015年3月9日

診療科目: 内科・漢方内科・アレルギー科 【科を問わず、東洋医学と西洋医学の融合という観点で、診療しています】
最寄り駅: 東急田園都市線 市が尾駅 東口を出て徒歩2分
所在地: 〒225-0024  神奈川県横浜市青葉区市ケ尾町1055-24
電話番号 045-530-0381 FAX番号 045-530-0382
クリニックホームページ http://kanpo-c.com/

診療時間(○診療  ×休診)

 
9:00~12:30 × ×
15:00~19:00 × × ×

予約可能 (予約料:1,000円)
※日曜日、月曜午前は予約なし診療。
※祝日は、現在のところ変則時間診療実施中。
※(水)(木)は、長野県立須坂病院で診療しています。

クリニック地図

駐車場は、1台分あります。

ドクター紹介

院長 : 布施 修(ふせ おさむ)

略歴
日本内科学会認定医 日本医師会認定産業医
中国北京出身、北京中医薬大学卒(西洋医学、漢方医学専攻)
東京医科歯科大学医学部大学院 臨床内科学 博士課程修了
長野県立須坂病院、新生病院の勤務医を経て、現在 長野県立須坂病院、新生病院非常勤医師として漢方外来担当。
日本及び中国に多数の論文を発表。
婦人の友社の隔月誌【明日の友】に、【食による療法】を二年半連載。
外国語対応
日本語 中国語 英語
ドクターからひとこと
症状をお持ちの患者様だけではなく、健康を求めるすべての人々にお役に立ちたいと思います。
漢方薬はもちろん、食事療法、運動療法、健康にかかわる日常生活のさまざまな注意点についてもご紹介いたします。

掌蹠膿疱症(ショウセキノウホウショウ)、腰痛症、脊柱管狭窄症、生理不順、不妊、更年期障害、アトピー性皮膚炎、湿疹、脱毛、などもご相談ください。


漢方クリニック市ヶ尾の特徴

「病気を治す」だけではなく、常に身体の自然治癒力を大切にした治療を行ないます。

痛みや不調など自覚を伴う症状は、その部分が原因ではなく、身体の異なる部位に根本原因があることが少なくありません。
その意味で、東洋医学は、どんな症状に対しても、常に身体全体から見て治療を行います。
ただし、症状によっては、すぐに西洋医学的な療法を行わなければならない場合もあります。
本院では、このように東洋医学と西洋医学の良い面を融合させて、患者様にとってベストな治療を行います。

【診療内容】
内科、漢方内科及びアレルギー科の3つの診療科目を中心に診療いたしますが、常に最初は身体全体から診察していきます。
内科疾患に限らず、腰痛症、脊柱管狭窄症、生理不順、不妊、更年期障害、アトピー性皮膚炎、湿疹、脱毛などの整形外科、婦人科、皮膚科、小児科疾患など科を問わず、東洋医学と西洋医学融和という観点から診断、治療してまいります。

東洋医学には、「未病」という考え方があります。病気になる前または病気になっても会併症が発症していない段階の身体の状態で、東洋医学では、この未病の段階で適切なアドバイスや診療することが重要と考えています。

何となく身体の不調を感じてる方にも適切な診療をしてまいります。
【治療方針】
1、常に身体全体を診察した上で、治療をいたします。
2、分かりやすい言葉で納得のいく説明をいたします。
3、患者様には、ご自身の診療記録をいつでも開示
  いたします。
4、患者様が当院以外の医師の意見を聞くこと
 (セカンドオピニオン)を尊重いたします。
5、患者様のプライバシーと個人情報を厳密に守ります。


【漢方とは】
現在 処方されています漢方の薬は長い年月をかけて効能が確かめられたものです。
すぐに効果を出す、というよりも、身体全体の改善を伴いながら症状を緩和していきますので、身体に無理なく服用することができます。

日常の診療では、このような漢方に対する患者様の期待をいつも深く感じていますが、逆に、「漢方の薬ってどのようなものですか?」と聞かれることもあります。

漢方薬には、エキス剤と生薬(煎じ薬)がありますが、私が多く用いるのに、生薬の拘杞(クコ)の実があります。
中国に古代から伝わるお話しとともにご紹介しますので、漢方薬のイメージをつかんでいただければ幸いです。

○ ○ ○ ○


拘杞は、小形の落葉低木で、北海道を除く日本全国各地に自生または栽培しています。
拘杞の薬効は、古くから知られています。中国の古典著作「淮南枕中記」には、拘杞に関する面白い伝説が記されています。

昔、ある役人が歩いていると、十五、十六の少女が九十歳くらいのおばあさんを殴っている所に通りかかりました。
役人はすぐさま止めに入り、「なぜ年寄りをいじめるのか」と少女を厳しく問いただしました。
すると少女は「これは私の曾孫ですよ。良薬があるのにどうしても飲まない。そのせいでこんなに年をとって弱くなり歩けないから罰しています。」と言います。
「あなたは一体おいくつですか?」役人がびっくりして聞くと、少女はこう答えました。
「実はもう三七二歳です。飲む薬はただ一つ。その名前は五つあり、春に天精、夏に拘杞、秋に地骨、冬に仙人杖、或いは西王母杖。二百日続ければ肌はツヤが出てすべすべに、三百日で馬に負けないくらい走れるように若返り、飲み続ければ長寿になるのです。」

この妙薬は、現在では漢方薬の拘杞(クコ)であるといわれています。
これは伝説ですので、実際には三百年は生きられないでしょうが、拘杞には確かに優れた薬効があり、中国では古来から長寿の薬として使われてきました。
一般に実、葉、根皮を薬用に使用し、それぞれ拘杞子、拘杞葉、地骨皮と漢方薬名があります。
服用方法は煎じてお茶の代わりに飲んだり、拘杞子を酒に漬けて薬酒にしたりします。
拘杞の実と根は、厚労省が定める医薬品の規格基準書「日本薬局方」と中国の「薬典」に、葉が「日本薬局方外生薬規格」に掲載されています。
一つの植物から三つの生薬が採れるのは、拘杞以外にはありません。
近年、医学の研究で、拘杞の実には、抗疲労抗老化作用、免疫賦活作用、肝細胞保護作用、抗脂肪肝作用、血中脂肪降下作用、血糖降下作用、血圧降下作用などの効能が判明しました。
拘杞の実は食用でもあり、あざやかな朱色で杏仁豆腐の上に乗っていることで、よく知られています。
昭和40年頃に日本で拘杞ブームが起きたことがあります。
苦味がなくわずかに甘い味がする拘杞の実は薬性がおだやかで、長期間飲んでも副作用の心配がありません。速効を求めず、長く服用すれば必ず効果が現れる薬です。


【取材者 笹より一言】
私自身、布施先生に診て頂いているので、患者としての率直な感想です。
布施先生は、とても丁寧に診療してくださる先生で、じっくりと充分な時間をかけて診てくださいます。
脈診などを駆使して、患者本人でも気付かなかった問題点を教えてくださいます。
漢方薬についてのノウハウも相当に豊富で、信頼できる頼れるドクターです。
『本気で本物の漢方を紹介したい』というのが、布施先生の想いです。

私自身は、先生から処方して頂いている漢方薬の中に、体重を減らす目的で出して頂いているものがあるのですが、徐々にですが確実に効果が出ており私自身驚いています。

食事療法についても、とろろ麦ごはんは血糖値を下げる効果があるとか、かぼちゃは身体を温める、ナスやキュウリは身体を冷やすなど、様々な注意点を教えてくださいます。

これからの時代、『総合診療医』の必要性がとても増してくると思います。
『みんなの頼れる主治医』として、益々のご活躍が期待されるお医者様です。

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