院長 : 日下 卓右

略歴

所属学会
日本小児科学会
日本川崎病学会

ドクターからひとこと

初めまして。あさぶ小児科の日下卓右（くさかたくお）といいます。
昨年の10月から当院の院長を務めています。
それまでのおよそ25年間、私は勤務医として札幌市内を含む道内各地の総合病院の外来と病棟で子どもの診療をしてきました。
この間、診療を通じておおぜいの子どもさんやご家族と一緒にさまざまなことを経験し、学んできました。外来や病棟でお話をじっくりうかがいながら、一緒に考えたり、わからないことは勉強してきました。この貴重な経験をあさぶ小児科の診療にも活かしていきたいと考えています。

当院は地域のかかりつけ医院として日常的な疾患の診療から、予防接種、育児相談、子どもの健康相談などを主に行っています。ちょっとしたことでも気軽にご相談下さい。
また、一見普通に見える症状の中にも稀に重症疾患や難治の疾患が紛れていることがあります。高次医療機関に的確に紹介することも当院の大切な仕事と思っています。各医療機関と連携し大切な子どもの健康と命を守っていきたいと思います。

科学や技術はどんどん進歩します。小児科の分野でもこの四半世紀の間に大きな進歩がありました。以前はわからなかった病気の仕組みが解明され、新しい治療が可能になっています。これは世界中の小児科医や各分野の研究者などのおおぜいの方の多大な努力の成果です。研究者の皆さんのご苦労にはほんとうに頭が下がりますし、とても感謝します。
そしてそれらの成果を患者さんのために活かせるように、自分も更なる研鑽を重ねたいと思います。

いっぽう、科学の進歩や技術の革新は、世の中や環境をどんどん変えています。しかし、人間の体はそう簡単には変われません。その結果として新らたな問題も次々に発生します。中には子どもさんの生活や成長に影響するものもあると思います。激動の世の中にあって子どもたちが健やかに育つことができるように願い、そのお手伝いの一部を当院が担えれば幸いです。今後ともよろしくお願い申し上げます。