最終更新日:2012年3月14日
腰椎椎間板ヘルニア(治療)
知っておきたい整形外科の病気 腰痛編 ・腰椎椎間板ヘルニア(治療)
治療には、薬物療法、理学療法、手術療法があります。
(薬物療法)疼痛の強い時に消炎鎮痛剤を内服します。また歩行困難になったり、あしの痛みやしびれが強い場合は、硬膜外ブロック注射をします。これはヘルニアのある背骨に直接薬を注入する方法で、ペインクリニック等でもよく実施しています。 当院でも症状の強い患者さんには積極的に実施しており、早く痛みが取れる方法で好評です。
(理学療法)椎間板の内圧を減らす目的で腰椎牽引をしたり、硬くなった背筋をほぐす目的で温熱療法(キセノン光やマイクロ波の照射)をします。特に慢性的に痛みのある方にはこの治療方法が効果的です。またコルセットの装着も必要に応じて実施します。
(手術療法)本当に手術の適応のある患者さんは百人のうち数人だけです。理学療法や硬膜外ブロックなどの手術をしない治療で、痛みの強い時期を乗り越えれば、ほとんどの患者さんが良い経過をたどります。しかし、あしの力が落ちてきたり、尿の出が悪くなったら、患者さんの社会的、経済的、家庭的背景を良く考えて、手術をするかどうか主治医と検討することをお勧めします。
フリーワードを入力
- 美とダイエット|もっとスリムに!美しく!
- 正しいダイエットの方法
- アトピー性皮膚炎って治らないんでしょうか…
- 「ニキビ」「吹き出物」は治療できる病気
- 最近増え続ける脱毛サロン、やっぱり医師にお願いしたほうが効果的?
- 全方位美肌になる、レーザー治療の一問一答
- 新型コロナウイルス関連情報
- 新型コロナウイルス感染症の塩野義製薬の治療薬について
- 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)③ 検査その2
- 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)② 検査その1
- 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)① 概論と症状
- 甲状腺疾患を有する患者様の新型コロナ(COVID-19)ワクチン接種