最終更新日:2013年9月30日

水虫は市販の薬では治らないのでしょうか?

夏になると感染者が増えると言われる一般的に言われる「水虫」。
かゆみ、じくじくする、皮がむける……など不快な症状が知られています。

水虫は正しくは、白癬菌(はくせんきん)という菌が足に感染し、さまざまな悪さをしている状況を指します。この菌が、肌の角質層と呼ばれる部分に根を張り多くの症状を引き起こします。単純に肌の表面に張り付いただけではなく、深い部分まで根が張っているイメージで考えてください。
多くの人が知っているように、肌も代謝をし、常に古い角質がはがれるターンオーバーが起こっています。

だから、「白癬菌もターンオーバーではがれてしまうのでは?」と思ってしまいますが、答えはNO。足の角質層は身体の中でも一番厚みがあるため、簡単に肌のターンオーバーが進まず、白癬菌にはとても住みやすい場所だから、ほっておくとどんどん増殖してしまうのです。

では、どうすればいいかを紹介する前に、よくある誤解を解いていきます。

よくある誤解その1:水虫は夏だけのもの?

白癬菌は長時間肌にくっついていることで根を張ります。
夏に水虫が多いのは、靴の中が蒸れて水分が飽和状態になっていることが多くなるから。
カビもじめじめしたところで発生しますよね。

しかし今は冬=乾燥ではなく、オフィスでは暖房がかかり、冬でも靴の中は蒸れた状態になっています。いつ白癬菌が悪さをしてもおかしくない……つまり、1年中水虫には注意しなければならないのです。

よくある誤解2:水虫はかゆい!

かゆい、じくじくするというのが水虫の症状の一般的な認識ですが、実はそうとは限りません。白癬菌に感染し、皮膚が乾燥してコチコチになってしまったり、水泡ができるという方もいます。症状が特別出ないこともあり、皮がむけることもなく、かゆみが無く、ちょっとかかとがガサガサするな…と思って調べたら水虫だった! と言う人も少なくないのです。

よくある誤解3:水虫は足だけに発生する

水虫の白癬菌は、感染する場所によって呼び名が変わるのはご存知でしょうか。
胴体や腕、脚にできたものは「タムシ」や「ゼニタムシ」と呼ばれ、股間の部分は「インキンタムシ」と呼ばれます。身体を清潔にする習慣が根付いたおかげでこれらの症状は減りつつありますが、まだ悩んでいる方も多いのが事実。
水虫は肌に長時間くっついていれば感染してしまいます。
足の水虫を放っておくと他の症状を引き起こすこともあるのを忘れないで。

それは水虫ではないかも

水虫と思って来院される方のおよそ3人に1人は、水虫以外の病気が見つかることがあります。水虫の原因、白鮮菌とよく似た症状を示す「皮膚カンジタ症」や「異汗性湿疹(汗疱)」などがありますが、これらは水虫とは全く違うものなので、市販の水虫薬では治りません。

水虫かどうかは、白癬菌がいるかどうかという検査を行う以外に診断はできません。
ずっと治っていない水虫を抱えているとしたら、それはもしかしたら違う病気かも。

水虫かどうかというのは自分で診断はできません

「水虫だとわかったら恥ずかしい」「皮膚科に行くほどではない」と考えている人は少なくありません。でもそれがそもそもの大誤解。水虫はありふれた病気ですので、恥ずかしいことではありませんし、皮膚科に行かないとわからないことがたくさんあります。思わぬ病気や不調のサインの可能性もあり、医師の診察を受けることが大切です。

実際に水虫でも他の病気でもなく、角質が上手くターンオーバーできてないだけ、ということも十分に考えられます。その時はきちんと角質ケアをするための処方を保険証の範囲で行うこともできます。

もしかして、と思っている方は、思い立ったときにぜひ皮膚科へ。
早く治療すれば早く治るということをぜひお忘れなく。

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