山口眼科クリニックの特徴

山口先生は異色の経歴をお持ちです。
慶應大学を卒業後、電機会社のコンピューター技術者を2年半経験。
ところが、会社員の生活に何か違和感があったのでしょうか…。
昔からおぼろげながら感じていた、
「人の役に立ちたい！医者になりたい！」
という想いが強くなり一念発起！

27歳で医学部に入学し、医師としての道を歩み始めました。

平成10年8月に開業。
家が医者でもなく、何もないところからスタートしたので、最初は患者さんも少なく、
「経営的にやっていけるのか…？」と夜も眠れない日々が続いたそうです。

「この時期の苦労は一生忘れないでしょう。」

ご苦労のかいもあって、その後、患者さんが増えスタッフさんも増え、多様な機械も導入していきました。
平成23年には東海大学八王子病院の岩崎先生を迎え、２診体制を整えます。
待ち時間も大幅に短縮。

「数少ない自慢できることは、14年間、週６日のローテーションを一度として崩さなかっこと。
臨時休業をせず患者さんに迷惑をかけなくて済んだのは本当に良かった。
無遅刻・無欠勤、これは誇れますねぇ！(笑)」

あえて、予約制にしていません！

「医療はいつでも患者さんの要望に応えたいので、予約制にしていないんですよ！
何かあったらすぐ来てもらように敷居を低くしています。
目医者はそんなに偉いものではなくて、たまたま目を扱っている技術屋さん、目屋さん。
駅前で朝から夜までやっていて、
いつでも駆け込める、駆け込み寺のような…。
何かあったら対応できなきゃダメだと思いますよ、町医者は（笑）」
と山口先生は笑顔でおっしゃいます。
気さくな人柄、誠実かつスピーディーに地域の皆さんと向きあう姿勢が大いに感じられます。

高度な設備にはこだわりがあります！

「現代の医療は、医師の腕はもちろん重要だけど、高度な最新の医療機器による部分も大きいんですよ。
自分がコンピューターの技術者だったこともあるけど、設備にはこだわってます。
患者さんの治療と安全のために、とても重要なことです！」

平成２２年５月には３階へ手術室を移転し、
高度な空気清浄機によるクリーンルーム、最新鋭カールツァイス製顕微鏡で、
より安全な手術ができるようになったそうです。

最後に子どもの視力についても語ってくださいました。

「子どもの視力って大事だと思いますよ。
実は中学１年のときに、視力が悪くなって近視になってしまった。
父は反対、自分も気は乗らなかったけど、母がメガネを作ってくれた。

ちょっとしたことだけど、それがもしなかったら、勉強にもきっと影響したと思う。
医者にもなれなかったかもしれないし、人生変わったかもしれない。
そのことは今でも鮮明に覚えていますよ！」

山口眼科にはお子さんも多くいらっしゃるとのことです。


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（平成２４年７月取材　k．ono）