武蔵小杉小児科・てんかんクリニック
最終更新日:2024年7月29日
診療科目: | 小児科、小児神経外来、てんかん外来 |
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最寄り駅: | 東急東横線・JR南武線「武蔵小杉」駅 徒歩7分 |
所在地: | 〒211-0063 神奈川県川崎市中原区小杉町3丁目24-10 KOSUGI iHUG ウェルネスリビング棟1F |
044-455-5432 | |||
https://www.musako-pediatrics.com/ |
診療時間(○診療 ×休診)
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | 祝 | |
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09:00~12:30 | ○ | × | ○ | ○ | ○ | ○ | △ | × |
14:30~15:30 | ※ | × | ※ | ※ | ※ | × | × | × |
15:30~18:00 | ○ | × | ○ | ○ | ○ | ◎ | × | × |
休診日:火曜・祝日
※…予防接種・健診、専門外来再診
◎…14:00~16:30
△…毎月第1, 3(, 5)日曜のみ
クリニック地図
院長 : 日暮 憲道(ひぐらし のりみち)
- 資格
- 医学博士
日本小児科学会 小児科専門医、指導医、代議員
日本小児神経学会 小児神経専門医、評議員、各種委員
日本てんかん学会 専門医・指導医、幹事、評議員、各種委員
乳幼児けいれん研究会 世話人
国際抗てんかん連盟(International League Against Epilepsy, ILAE)Taskforce member(2017てんかん発作型分類、EpilepsyDiagnosis.org)、Working group member(seizure classification update)
その他所属学会:アジア・大洋州小児神経学会、日本小児精神神経学会、日本小児心身医学会、日本頭痛学会、日本睡眠学会
身体障害者福祉法第15条指定医(肢体不自由)
小児慢性特定疾患指定医
難病指定医
産科医療補償制度診断協力医
出生前コンサルト小児科医
コンサータ・ビバンセ処方登録医
サブリル処方登録医
エピペン処方登録医師
免疫舌下療法処方登録医
武蔵小杉小児科・てんかんクリニックの特徴
てんかん外来、小児神経外来が特徴の小児科です。
- 「てんかん発作」って何ですか?
- ①「てんかん発作」と呼ばれる、突然起こる一時的な症状(現象)を、②日常生活の中で特別な誘因がなくても(専門的には「非誘発性発作」と言います)、③長い間にわたって繰り返し起こす、あるいは繰り返し起こす危険性を伴う、脳の慢性疾患のことです。「慢性」とは少なくとも年単位以上続く状態です。てんかん発作を繰り返す危険性が小児期の数年間のみで落ち着いてくるものもあれば、生涯続くこともあります。つまり、てんかんは皆同じ状態ではなく、さまざまな原因や状況、脳の疾患が関わっています。なので、原因も症状も経過も治療も人によって大きく違ってきます。この複雑さが、てんかんは専門家が判断する必要性が高い疾患と言われる理由です。
大脳には多くの神経細胞があります。通常は、それぞれが緻密に情報をやりとりして活動しています。しかし、何かの原因で、数多くの神経細胞が(緻密さを欠き)同調して(同じリズム・タイミングで)活動し始めると、脳が強い興奮状態に陥り、その部分の脳の機能が一時的に強く症状として現れることとなります。これが「てんかん発作」です。やや混乱するかもしれませんが、これは「てんかん」という疾患だけに起こるわけではありません。赤ちゃんの「熱性けいれん(熱性発作)」は、熱という誘因がなければ起こらないため「てんかん」の状態には該当しませんが、起こっている現象は「てんかん発作」そのものです。脱水や低血糖など体のバランスの破綻や、脳卒中、脳の感染症といった急性疾患で引き起こされることもあります(専門的には「急性症候性発作」と言います)。なので、てんかん発作が起きたから、すぐにてんかんというわけではなく、それを起こしている緊急の原因を確認することが大切です。
てんかんの診断は、症状や経過、起こっている状況など細かく分析して判断します。また、てんかんと診断されたからすぐに治療を、というわけにはいきません。てんかんは世界中で次の5つの要素をしっかり評価しましょう、と推奨されています。それは①てんかん発作のタイプ、②てんかんという疾患のタイプ、③てんかん症候群、④てんかんの原因(病因)、⑤併存症(てんかん発作以外の症状から、生活での困りごとなどまで)、の5つです。なぜこれらが大切かというと、これらの評価が不正確であれば誤った治療や対応につながり、てんかんを持つ方にとって不利益となりうるからです。逆に言えば、正しく評価ができれば、より適切な望ましい治療や対応ができる可能性が高くなります。 - 小児神経外来とは
- 「小児神経」と聞くと、何となく特殊でうちには無関係、といった印象を持たれるかもしれません。たしかに、小児期に発症する神経疾患には極めて稀なものや重いものもたくさんあります。しかし、例外なくあらゆるお子さんに生ずる「発達」という現象も、まさに神経の成熟過程そのものといって過言ではありません。運動や感覚、言語や知能、行動や社会性、精神や心理といった、人が生きて行くための根幹となる機能はすべて脳神経の働きによるものです。発達期はまさにその基盤を形成していく大切な時期です。小児神経専門医は、病気の有無に関わらず、このような時期の脳神経の状態を総合的に診療するエキスパートです。乳幼児健診や育児、発達・こころの相談なども、まさに小児神経専門医が得意とするところです。
お子さんに起こる神経疾患の種類は大変多くあります。熱性けいれんや一部のてんかんのように、年齢とともに自然におさまる疾患もあれば、生涯にわたりケアや支援が必要となるものもあります。小児神経外来では、疾患の種類、軽重、経過によらず、専門的に判断が必要あるいは希望される方、慢性的ケアが必要な方などを対象としています。長期のフォローアップについては、小児期に限らず、必要であれば成人期に至った後も対応致します。ただし、疾患の状態や医療的ケアの必要な場合など、当院のみでの対応が困難な場合は、病院や在宅訪問医と連携して行います。
ちょっとした気になる症状の相談であれば、一般の診療としてWEB予約をとって頂いて構いません。じっくりとこれまでの状況や状態を確認したり、相談する必要がある場合は、まずはお電話で専門外来初診のご予約についてご相談ください。
脳がダイナミックに発達していく小児期には、脳神経に関連するさまざまな症状がみられます。目立つ症状であっても治療の必要がないものもあれば、軽くて小さくても、できるだけ早く治療が必要な場合もあります。しかし、小児科専門医であっても、こういった症状には見分のつかないものが多くあります。そのような時は是非、当院までご相談ください。相談されたい症状が動画に撮れるものであれば、医学的判断の有力な手がかりになることがありますので、その動画をお持ち頂けましたら助かります。
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