やけどは0〜4歳児に多く、熱湯によるやけどが最も起こりやすいものです。
また、使い捨てのカイロやぬるい湯たんぽでも長時間当て続けてしまうと、低音やけどになることがあるので注意が必要です。
やけどは、その範囲と深さが重要です。やけどの深さは以下のように分類されています。
まず、流水で10分以上冷やしてあげましょう。服を着ていて脱がせずらいという場合には、着たままでも結構です。
やけどした箇所が赤くなっているだけで、水膨れになっていない場合に屋、範囲が狭く第1度のやけどの場合には、ご家庭で対処をしてから、通常時間に医療機関を受診しましょう。
第3度のやけどになっている場合や、やけどした範囲が大人の手のひらよりも広い場合には、すぐに救急外来を受診しましょう。
水ぶくれは破らないようにしましょう。
水疱の中は無菌状態になっていますが、破るとそこから菌が入り込み化膿してしまう恐れがあります。
もしも水ぶくれが破れてしまった場合には、消毒をして患部をキレイにしておくようにしましょう。
手足のやけどであれば、水道を出しっぱなしにして冷やしてください。
なお、直接患部には当ててしまうと、水の勢いで水ぶくれが破れてしまったり、冷たすぎて長時間当てておけないので、洗面器に受けるなど、水の勢いを弱くするようにしましょう。
顔や頭の場合には、シャワーをかけたり、ぬれタオルを当てて冷やしてあげてください。
鼻や口などのそばをやけどし、冷やしにくい、呼吸しづらいという場合には、冷やしたタオルをこまめに取り換えながら冷やしてください。
全身や広範囲にわたるやけどの場合には、衣服を脱がさずそのまま冷やします。
服を無理に脱がそうとしますと、脱がせるときに皮膚がはがれてしまう恐れがあります。服は着たままで、シャワーをかけてください。
Copyright © 町田駅徒歩1分の佐藤寿一クリニック All Rights Reserved.