最終更新日:2022年12月6日
妊婦のマイナートラブル 妊婦の手根管症候群
手根管症候群とは
正中神経が手首で圧迫されることで中指から親指にかけてしびれが出てくる状態です。
原因
妊娠中のむくみにより手根管が腫脹し、正中神経を圧迫することで発症します。
また、妊娠中には末梢神経の興奮性が高まっていることも原因と考えられています。
症状
自覚症状として、中指、人差し指を中心としたしびれや痛みがあり、朝起きたときに症状を強く感じます。
手を振ることで症状が楽になることも特徴的です。
分娩後から授乳期が終わるころには、これらの症状は良くなることが多いです。
妊娠中の対処法
妊娠中に初めて症状が出てきた場合、多くの場合、対症療法のみで分娩後は自然に良くなることが多いです。
むくみによることが多いですので、食事の塩分を控えます。
手首の運動や手を握ることをなるべく避け安静にすることも大切です。
内服薬を使用する場合は痛みを抑えるためにアセトアミノフェンを服用します。
また、しびれに対してはビタミン剤を使用し、浮腫みに対しては五苓散などの漢方薬を使用することもあります。
妊娠中のしびれであっても妊娠以外の原因が隠れていることもあります。症状がある場合はかかりつけの先生にご相談ください。
フリーワードを入力
- 美とダイエット|もっとスリムに!美しく!
- 正しいダイエットの方法
- アトピー性皮膚炎って治らないんでしょうか…
- 「ニキビ」「吹き出物」は治療できる病気
- 最近増え続ける脱毛サロン、やっぱり医師にお願いしたほうが効果的?
- 全方位美肌になる、レーザー治療の一問一答
- 新型コロナウイルス関連情報
- 新型コロナウイルス感染症の塩野義製薬の治療薬について
- 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)③ 検査その2
- 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)② 検査その1
- 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)① 概論と症状
- 甲状腺疾患を有する患者様の新型コロナ(COVID-19)ワクチン接種