最終更新日:2012年3月5日
「解熱剤の使用と脳症の発生」とは?
最近「解熱剤の使用と脳症の発生」が話題となっていますが、どういうことでしょうか。
ある程度の発熱は治癒のために必要な「生体防御反応」と考えられ、解熱剤の投与は逆効果になる場合もあると言われています。
一部の鎮痛解熱剤による脳症の発生は確かにあります。
しかし、過ぎたるは及ばざるが如しで、その熱が逆に患者さんを苦しめる場合もあるのです。
発熱による体力の消耗が見られるときや、5歳以下の乳幼児は高熱により「熱性けいれん」を起こす事があるので、解熱剤の使用を考えてみてはどうでしょうか。
それでは、どのような解熱剤を選べばよいかといえば、アセトアミノフェンなどは脳症の発生が少ないと言われている解熱剤ですので、特に5歳以下の乳幼児では39度以上の高熱が続き、非常に辛そうなときは使ってあげてください。
用法容量を「かかりつけの小児科医」と相談の上、必要最低限の解熱剤投与で患者さんの苦痛をやわらげてあげてください。
*いろいろな見地がありますので、考え方の一つとして参考にしてください。
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