東京都 町田市 内科・糖尿・消化器内科 佐藤寿一クリニック

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保険指導栄養指導メモ

管理栄養士が栄養指導をします

管理栄養士紹介


佐野 京子

【略歴】
大学の管理栄養士養成課程卒業後、国家試験受験後、免許取得。
給食受託会社に勤務。
調理師免許取得。
ABC Cooking Studioにてブレッドコースインストラクター資格取得。
病院へ転職。
病院や福祉施設の献立作成
2007年4月より、当クリニックで栄養指導水曜日担当。
自宅にてパン教室近日開講。


「栄養士」との出会い
子供の頃は食べ物の好き嫌いが多く、給食もほとんど残していました。
小学3年になるときに転校。前の学校では給食センターから運ばれていましたが、そこの小学校は栄養士いて、子供たちに合わせた給食を作っていました。

子供が苦手な野菜は調理法を工夫したり、時にはデザートとして出したり。
毎日の給食便りが楽しみで、長期の休み前には子供でも簡単にできる料理の作り方を紹介してあり、休み中、昼食に良く作りました。

同じ給食でも作る人が違うだけで、こんなにも美味しくなるものなのだと、感動したことを覚えています。


栄養士としての仕事
大学卒業後、病院への就職を希望していましたが、給食会社へ転職しました。

始め配属された部署では、エリアマネージャーとして、営業店の運営・労務管理、パートさんの調理指導等、次に異動になった部署では、栄養士の教育を担当していました。
そして、その後は患者さんの指導をするため病院へ就職。 退病院や福祉施設の献立作成の仕事をしました。

これらの経験を今後の栄養指導に活かせればいいなと思っています。


患者様へ
食事は人が生きてきるうえで、なくてはならないものです。

いつまでも「美味しく」「楽しく」食事ができるよう、お役に立てればと思っています。
一緒にがんばりましょう!

《 管理栄養士になるには・・・? 》
まず、栄養士免許を取得すること。
次に、厚生労働大臣が行う管理栄養士国家試験に合格すること。

受験資格は次の通り。

栄養士養成施設卒業の場合、修業年限により実務経験1〜3年以上。
管理栄養士養成施設卒業の場合、実務経験は免除されます。



板垣 雪恵


管理栄養士になってから、ン十年たちました。

管理栄養士になろうと思ったのは、高校 3年生になってからです。
それまで薬剤師になるつもりでいたのですが、ある時大学案内の本で女子栄養大学の学長香川綾先生(故)の『栄養学は予防医学である』という言葉に惹かれ、 そこから方向転換 栄養士の道を選びました。

どうせなら管理栄養士をとろうということで、資格の取れる専攻を進みました。

卒業し、資格を取ったのですが3年間は助手として大学に残り、その後管理栄養士の資格をを使おうと企業に転職、そこから苦手な献立作成などをみっちりしこまれつつ、セミナーなどの講師をしていました。

出産を機に退職しましたが、在宅でできる栄養指導の仕事を紹介してもらい、そこからまた少しずつ活動範囲を広げてきました。
栄養指導は企業の健保、保健所、クリニックなどでやっています。

栄養指導する上で心がけていることは、患者様の話を良く聞くこと。

決して頭から私の話を押し付けることはしません。
患者様の生活習慣や食習慣は千差万別です。
改善していくのは大変なことです。

それを皆さん一人一人が自発的に自分の健康のために生活や食事を変えていこうと思っていただけるように、アドバイスができたらと思っています。

医学の進歩とともに、栄養指導の方法も変わってきますし、情報量も多く、時には患者様から教えていただく情報もあります。初心忘れることなく、いつもアンテナをはりめぐらし頭の中だけは若くしておきたいと思っています。

趣味はトールペイントやビーズなどのクラフト全般、友達とのランチ、ジムでのトレーニングです。チョコレートが大好きなので太らないように気をつけています(栄養士が太ってしまっては話に説得力がなくなりますからね)。

クリニックでは笑顔でお迎えしています。
一緒に健康について考えていきましょう。


皆様のお越しをお待ちしています。



糖尿病の食事療法

糖尿病は軽症では自覚症状がないことが多いですが、ほっておくと進行してしまい 合併症をまねくおそれがあります。
治療の基本は食事療法と運動療法です。まずはじめに、今までの生活や食事の習慣をふりかえり問題点を見つけていきましょう。

食事療法のポイント

ポイント1 1日分の必要エネルギー量だけ食べる
@1日のエネルギー量の計算
年齢、性別、身長、体重、運動量、合併症の有無などにより決めますが通常摂取エネルギー量は標準体重×身体活動量から算出します。

標準体重(kg)=身長(m)×身長(m)×22
例)身長160cmの方の場合 1.6×1.6×22=56.3kg

身体活動量

軽い労作 主にデスクワーク、主婦など 20〜30kcal/kg
普通の労作 立ち仕事が多い職業 30〜35kcal/kg
重い労作 力仕事の多い職業 35〜kcal/kg

ただし、高齢者や肥満者は低い値とする。
ポイント2 栄養バランスのとれた食事を心がける

糖尿病をはじめ、疾病にはこれを食べれば治るという食べ物はありません。 「主食、主菜、副菜」のある献立を作りましょう。指示されたエネルギー内で炭水化物、たんぱく質、脂質のバランスをとり、ビタミン、ミネラルもとるようにします。

  1. 炭水化物(ご飯、パン、めん、芋、果物など)
    人間が活動するために必要なエネルギー(体温や熱、力)を供給します。
  2. たんぱく質(肉、魚、大豆製品、牛乳、乳製品など)
    体の血や肉を作ったり、抵抗力や傷を治したりする栄養素です。
  3. 脂質(植物油、多脂肪性食品など)
    炭水化物と同じように体の中で燃料となる栄養素です。
    脂質のとり過ぎは十分気をつけなければなりませんが、一定量はとる必要があります。
  4. ビタミン、ミネラル、食物繊維(野菜、海藻、きのこなど)
    炭水化物、たんぱく質、脂質の三大栄養素を円滑に働かせる潤滑油の働きをします。糖尿病のコントロールをよくするために十分とることが必要です。

食品の選択には「糖尿病の食品交換表」を利用すると便利です。
この交換表についてはあとで詳しく述べます。

ポイント3 1日3食規則正しく食べる

エネルギー量や栄養バランスが正しくても、朝食抜きや食事時間が不規則だとなかなか糖尿病のコントロールは改善できません。
食事間隔は5〜6時間が理想です。さらに夕食はできるだけ遅くならないようにすることも大切です。

ポイント4 夕食後は飲食しない

ただし、水やお茶は飲んでください。
夕食後の飲食は血糖、体重コントロールに大きく影響します。できれば夕食後3時間以上あけて寝られるとよいでしょう。

ポイント5 毎食野菜を食べる

先ほども述べたように野菜類はビタミン、ミネラルだけでなく食物繊維も多く含まれています。血糖値の急激な上昇を抑えてくれる働きもありますので、十分にとるように心がけましょう。

ポイント6 毎日続けること

食事療法は気長に続けることが大切です。毎食きちんととることは理想ですが、現実は大変ですよね。食事記録を簡単でもいいですからノートにつけて、今日多かったものは翌日は控える、不足していたものは補うなど、見直しながら献立をたててみましょう。

以上のポイントをふまえた上で、次に食品交換表の使い方を説明しましょう。


食品交換表の使い方

食品交換表は80kcalを1単位と定め、表1〜表6に食品を分類し同一表内の食品を同一単位で交換できるように作られています。

表1 穀類、いも類、糖質の多い野菜
表2 果物類
表3 魚介類、肉類、卵、チーズ類、大豆・大豆製品
表4 牛乳・乳製品(チーズ類を除く)
表5 油脂、多脂性食品
表6 野菜類、海藻類、きのこ類、こんにゃく類

表1、表2はおもに糖質(炭水化物)を多く含む食品群
表3、表4は主にたん白質を多く含む食品群
表5は主に脂質を多く含む食品群
表6は主にビタミン,ミネラル類を多く含む食品群に分類されています。

日常よく食べる食品がどのグループに含まれているのか知っておくと、食事の栄養 バランスを考える上で便利です。

間違えやすいのが、かぼちゃやレンコンなどは表6の野菜類ではなく表1の穀類・芋類にはいること、アボカドは果物ですが、ここでは表5の油脂・多脂性食品に分類されます。勘違いしてしまうこともありますので、食事療法を始める方は食品交換表を手元に用意することをお勧めします。

単位配分

栄養のバランスをとるために1日の総単位数を各表にうまくふりわける必要があります。また、各表の1日の指示単位は朝食、昼食、夕食の3回の食事に大体均等にわけるようにします。

単位配分表(例)

kcal(単位) 表1 表2 表3 表4 表5 表6 調味料
1000(12.5) 6 0.3 3 0.7 1 1 0.5
1200(15) 7 1 3 1.5 1 1 0.5
1440(18) 9 1 4 1.5 1 1 0.5
1600(20) 11 1 4 1.5 1 1 0.5
1840(23) 12 1 4 2.5 2 1 0.5
2000(25) 13 1 5 2.5 2 1 0.5

食品交換表では各表ごとに似た栄養の仲間が集められています。単位数が同じであれば 互いに交換して食べることができます。
 例えば、食パンとご飯は同じ表1の仲間です。食パン6枚切り1枚(2単位)とご飯100g(2単位)を交換して食べることができます。

気をつけたいことは、表3のおかずになる部分と、表5の油脂類のとり方です。 日本人の食事はどうしても夕飯に重点をおきがちです。おかずの品数が多すぎると すぐにカロリーオーバーしてしまいます。また、ドレッシングや炒め物など油を使う料理が重なると、こちらも指示量をすぐに超えてしまいます。油を使う料理は1日2品まで、揚げ物も月に2回位までにして、油脂類のとりすぎを防ぎましょう。

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