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榊原クリニック


シミってどうやってとるの?

--レーザーで取れるシミ、取れないシミ −
Part 2: レーザーで取れるシミ、ほくろ


皮膚科領域で使用するレーザーは大きく分けて2つあります。

  1. 色素レーザー
  2. レーザーメス

1:色素レーザー

特定の色のみに反応するレーザーです。
大雑把に分けると、黒系、赤系に反応すると考えてください。
黒:シミ、ほくろ、そばかすなどの黒っぽい病変に反応します。
赤:血管腫(いわゆる赤アザ)

反応するとはどういう事なのか大まかにお話します。

  • シミ、そばかすなどにレーザーを当てます。
  • 黒色の場所がレーザーに反応し、その場が熱により変性しダメージを受けます。
  • 黒色の部が取れます。
欠点
深いところまで届きません。
あまり黒くない所には反応がよくありません。

2:レーザーメス(CO2レーザー、炭酸ガスレーザーの事)

1の色素レーザーと違い、色に関係なく病変を取ることができます。
非常に簡単に言うと、普通のメスで取るのと同様にレーザーメスで取ると言えます。
よって普通のメスと同様、長く切りすぎたり深く取り過ぎないように細心の注意が必要です。

それでは普通のメスとの違いは何でしょうか?

最大の特徴はレーザーメスは深さを微妙に調節できる事です。
刃物ではある特定の深さで均一に切除する事はとても困難ですが、レーザーメスは少しずつ深く取る事ができ、必要最小限切除が可能です。


図1:例えば斜線の部分のみを病変を取りたい場合、普通のメスではとても難しいです。


図2:しかしレーザーメスでは表面から徐々に切除できます。


欠点
取ろうとした組織が蒸発してしまう事です。
このため取った物が何だったのか、顕微鏡検査ができません。
よって悪性腫瘍を疑う時などにはこの方法はお勧めできません。

◎レーザー治療の注意
よくレーザーと聞くと、何でもできる夢の器械のように連想される場合があります。
しかし決してそうではありません。
特にレーザーメス(CO2レーザー)は普通の刃物のメスと同様に考えなければなりません。

このためレーザーメスは普通のメスによる手術に熟練している医師のみが扱うべき器械と私は考えます。

レーザーは決して万能ではないため適応をきちんと知り、普通のメスとの使い分けを適切に決めなければなりません。

又、万一レーザーによる治療がうまくいかない時でも普通のメスの手術に切り替えキチンと修正などが出来る技術がなければなりません。決して見よう見まねで使用する器械ではないのです。

 
●自己判断せずに、医師の診断のもとに適切な治療を受けましょう。

お問い合わせは電話にてお願い致します。
TEL.042-710-1235

 

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