2.拘縮期の治療 拘縮期では疼痛は和らぎ、関節拘縮が主症状となります。この時期は拘縮を改善させる運動療法・理学療法が中心となります。
(1) 保温 この時期も保温につとめてください。 (2) 薬物療法 運動時の過度の痛みがあるときのみ使用します。 (3) 運動療法 振り子運動、挙上運動に加え、道具を使った運動(棒体操、背中洗い運動)をおこないましょう。 (4) 理学療法 ホットパック、マイクロ波、低周波に加え他動運動で拘縮を改善させます。当院では専門の理学療法士が個別に他動運動をおこないます。 (5) パンピング 透視レントゲンを使用しながら関節内に局所麻酔薬や生理食塩水を加圧しながら注入する方法。急に痛みがなくなり拘縮が改善することがあります。 (6) 授動術 麻酔下で肩を動かして拘縮を改善させる方法です。関節鏡を併用して癒着をはがすこともあります。6カ月以上運動療法をしていても拘縮が改善しない場合に適応があります。