最終更新日:2012年3月14日
骨粗鬆症(原因)
今回は腰痛の原因の一つである骨粗鬆症についてお話いたします。
骨粗鬆症とは、骨がスカスカになってもろくなる病気のことです。年をとったり、若い人でも過度のダイエットなどでカルシウムが不足すると起こります。骨は絶えず吸収され,新しく作られています。このバランスが崩れ吸収が上回ってしまうと骨粗鬆症になります。閉経後の女性に多いのが特徴です。予防するには若い間にしっかりと骨を作っておくことが大切です。また、四〇歳を過ぎてからでも食事や運動に注意すれば骨が減っていく速度を遅くすることができます。カルシウムは一日600㎎必要といわれていますが、高齢な方は1000㎎くらい摂取した方が安心です。次のようなことがあてはまる方は、骨粗鬆症予備軍です。
①カルシウム摂取が少ない人(牛乳など乳製品が嫌いな人)
②タバコ,アルコール摂取量の多い人
③糖尿病,卵巣の手術,消化管の手術を受けたことのある人
④運動をしない人 などです
症状は
①背中や腰が重くなったり、痛くなる
②身長が縮んでくる
③背中が丸く腰が曲がってくる。などです。
また骨がもろくなっているとちょっとした弾みで大きな力のかかりやすい部分が骨折しやすくなります。特に,大腿骨頚部(もものつけ根の部分)と手首は骨折しやすい部位で、前者を起こすと、入院し手術的な治療が必要になる事が多いです。また寝たきりの原因の第二位となっています。これらは日常生活や食事で改善が可能です。
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