最終更新日:2013年9月18日

皮膚がん予防に効果的な日焼け止め選びのマメ知識

日焼け止めに書いてあるSPFってなんですか?

紫外線(B波)を浴びたとき、皮膚が赤くなるまでの時間をどのくらい遅らせることが出来るかを表した数値です。

私たちの身体に害を及ぼす紫外線。その予防に、日焼け止めの出番となるのですが、商品にSPF15とか、SPF30といったものが書い てあります。
これは何を示しているのでしょうか。

SPFとは、Sun Protection Factor(サン プロテクション ファクター)の略で、紫外線(B波)を浴びたとき、皮膚が赤くなるまでにか かる時間をどのくらい遅らせることが出来るかを表しています。

たとえばSPF30の場合は、日焼け止めを塗っていない状態よりも30倍。およそ10時間日焼け止めの効果があるというように考えます。

日焼け止めの選び方の目安は、
日常生活 → SPF20程度
外回りが多い、公園などで遊ぶ → SPF30
長時間キャンプや海水浴、スキー場などで → SPF50

とはいえ、紫外線は100%シャットアウトできませんし、汗や衣類のこすれなどで日焼け止めも徐々に落ちていきます。

実際SPFの効果をきちんと出すためには1平方センチメートルで2mgを肌に塗る必要があると言われています。
塗ってみると肌が白 くなってしまうほどの量なので、普段皆さんが使っている量はさらに少なく、実際は10時間の効果には足りてない場合がほとんどなんです 。

ですから、こういうことも考慮し、長時間外にいるときは、こまめに塗り直すことが大切。

「PA+++」などの単語もきちんと覚えて、日焼け止めを選びましょう。
これは、PA値という紫外線A波をどのくらいカットでき るかを示したもの。

やや効果がある(PA+)
効果がある(PA++)
非常に効果がある(PA+++)

という基準になっています。

紫外線A波が皮膚の奥の真皮まで届き、しわなどの原因となっているとも言われており、このPA値が高いものを選ぶのも大切。
ち なみにこのPA値は日本独自のものです。

日焼け対策というと、夏に特に注目されますが、梅雨や冬場も紫外線が地表に降り注いでいます。
日々しっかりと対策して、健やかな肌を保ってくださいね。

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