

数回に分けて痔核結紮術(約5分)を行い、通院で完治する方法です。
(1回 約¥5000)
※紙製穴あきパンツを着用します。
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痔の治療というと、軟膏を塗るか
手術だけだと思っていませんか?
痔も軽ければ軟膏だけで改善しますが、ある程度進んだ物になりますとなかなか改善せず、だらだらと使っている人が多いようです。
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痔には外痔核と内痔核の2種類あります皮膚と粘膜の境界線より外側にあるのが外痔核、内側にあるのが内痔核です。
痔の主体は静脈瘤で、静脈内の血液のうっ滞により腫れを生じます。 外痔核は境界線より皮膚側にあり、血豆を作るため痛く、黒っぽく腫れて見えます。 この状態は軟膏を塗っても改善は望めません。
しかし外来で局所麻酔を使い、この血豆を取り除くだけで治ってしまいます。 あと1〜2回病院へ通えば良いのです。
やっかいなのは内痔核です。 あまり痛くないのに排便をしたとき真っ赤な血が便器についてびっくりした方もあると思います。 肛門を見ても痔は粘膜側にあり本態が見えません。 進行した内痔核の場合肛門から出てきます。 もどしてあげることができるものが2度、出っぱなしのものは3度に分類されます。
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実は軟膏治療と手術との間にもうひとつの治療法があるのです。 外来で簡単にでき、さらに手術とほぼ同等の効果が得られる治療法です。 内痔核を吸引して輪ゴムをかけ、縛ってしまう方法です。 粘膜麻酔の軟膏を塗ってから肛門を覗くのと同時に行いますので短時間で終了し、粘膜側は痛みを感じることも少ないため、あまり苦痛がありません。
内痔核の多くは3方向に存在しますが、一度に全部輪ゴムをかけてしまうと肛門の閉鎖感を感じるばかりか場合によって狭窄を生じてしまう可能性もありますので、だいたい月に一回ずつ行います。 歯医者さんで一本ずつ直すのと似ています。
入院する必要はありませんし、3度の(脱出性)内痔核や脱肛にも応用が可能です。 それでも改善しない場合のみ手術をすれば良いのです。 痔のあるかたは怖がらずに治療して、早く苦痛から解放されることを期待します。
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参考文献:
及川 博、月川賢、松岡博光、足立幸博(当院院長)、赤石治、山村卓也、山口晋(聖マリアンナ医科大学消化器外科)特集 肛門疾患診療の実際とコツ、内痔核の外来治療-吸引式輪ゴム結紮療法:臨床外科 第55巻 第8号 2000年8月 P959-962 |
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